外為市況=世界経済への懸念が強まり、110円近辺

2020/02/28 6:00:00

 27日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円近辺。
 トランプ米大統領は26日の記者会見で、新型肺炎の米経済への悪影響に懸念を示し、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を批判したことを受け、FRBの利下げ観測が再燃し、海外市場で109円台後半を付けた後も、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大に歯止めが掛からず、世界経済への打撃に懸念が広がっていることを背景に、米株価が一時900ドル超の急落となったことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となっていた。ただ、その後は米株価が下げ渋ったことでややドルが買い戻され、110円近辺での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ