外為市況=新型肺炎の世界的流行が懸念され、107円台後半

2020/02/29 6:00:00

 週末28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 米国内でカリフォルニア州を中心に感染拡大観測が広がるなど、新型肺炎の世界的な感染拡大が実体経済に悪影響を及ぼすとの懸念が一段と強まっていることを背景に、米株価が本日も急落となるなど、世界株安連鎖の流れが継続していることから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は28日、新型肺炎に関する緊急声明を発表し、利下げを検討する方針を表明したことから、1月8日以来約2カ月半ぶりの円高・ドル安水準となる107円台後半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ