東京外為市況=株高を背景に、107円台前半

2020/03/04 15:25:22

 4日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=107円台前半。  米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げを決定したが、株安・金利低下が進み、ドル売り・円買いが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円近辺で始まった後は、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけてプラス圏を回復したことから、円売り・ドル買いが優勢となり、107円台前半での推移となっている。FRBの緊急利下げは、本来はドル買い・円売りにつながるが、緊急に講じたこと自体がFRBの焦りを印象付け、金融市場はむしろ不安感を招いて逆効果になったようだ。

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