外為市況=NYダウ平均の値動きに振り回されながらも円安進行

2020/03/11 6:00:00

 10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。
 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や原油相場の暴落を背景に急激な円高・ドル安となった前日の流れに対し、円の買い過剰感が高まったことから円売り・ドル買いが優勢の展開。また、トランプ米政権による新たな景気支援策への期待を背景に、NYダウ平均が一時前日比900ドル超高となったことで円売りの流れが加速。途中、NYダウ平均が一転してマイナス圏に転落したことで円売りの流れに歯止めが掛かる場面もあったが、その後はNYダウ平均が再び大幅高となったことで円は再度売られるなど、NYダウ平均の荒い値動きに振り回されながらも円安・ドル高が進行。一時1ドル=105円台後半まで円は売られた。

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