東京外為市況=円相場は一時103円台前半

2020/03/12 17:00:00

 12日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=103円台半ば。
 トランプ米政権による景気刺激策の内容が期待外れと受け止められ、投資家のリスク回避姿勢が強まる展開。世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスについて「パンデミック(世界的流行)」と表明したことや、米国が英国を除く欧州からの入国を30日間停止すると発表したため、世界経済の減速懸念が強まったことも円買い・ドル売りを誘う格好で、一時1ドル=103円台前半まで円高が進んだ。ただその後は、持ち高調整のドル買いなどに103円台半ばに水準を戻してもみ合いとなっている。

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