東京外為市況=円相場は105円台後半

2020/03/13 17:00:00

 週末13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 前日の欧米株式市場が急落となり、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。ただ、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きは強まらず、東京市場は1ドル=104円台半ばで始まったあとは、ドル買い・円売り優勢の展開。取引終盤には105円台後半までドル高・円安に振れる格好となった。市場では「資金が米国債に流れているとみられるほか、先行き不透明感が極端に高まるなか、国際決済通貨であるドルの持ち高を増やす動きが強まったようだ」との指摘が聞かれた。

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