外為市況=「有事のドル買い」継続、108円台まで円は急落

2020/03/14 6:00:00

 週末13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 12日に新型コロナウイルスの世界的な感染拡大などを受けてNYダウ平均が前日比で2300ドル超の大暴落となり、1987年10月の「ブラックマンデー」以来の大幅な下落率を記録したことで市場が動揺し、流動性危機に陥った投資家が基軸通貨で流動性のあるドルを買う「有事のドル買い」現象が発生。この日のNYダウ平均は景気対策をめぐるトランプ米政権と議会の調整進展が期待されたことなどから大幅反発したものの、世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的流行)を宣言するなど新型コロナウイルス感染の終息が見通せないためか「有事のドル買い」の流れは継続。1ドル=108円台前半まで円は急落した。

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