東京外為市況=株安を背景に円は上昇

2020/03/16 16:40:00

 週明け16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台半ば。
 朝方に米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急利下げに踏み切り、これを受けて日米金利差縮小の思惑から円高・ドル安が進行する中、日銀が臨時会合を決定したことで円高・ドル安が一服する場面もあった。そして日銀は臨時会合で上場投資信託(ETF)購入額の大幅引き上げなど金融緩和の拡大を決定し、これを受けて一時日経平均株価が大幅高となったことから円安・ドル高に振れたものの、その後は日経平均株価が一転して急落したことで再び円高・ドル安に振れ、概ね1ドル=106円台半ばでの取引となった。

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