外為市況=「有事のドル買い」を背景に、108円近辺

2020/03/19 6:00:00

 18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
 日経平均株価が引けにかけてマイナス圏に値を沈めたことに加え、米長期金利が時間外取引で下落したことを背景に、東京市場では一時106円台後半を付けていたものの、その後のニューヨーク市場では、米長期金利が上昇したことからドル買い・円売りが優勢となったほか、米政府が新型コロナウイルスの影響が「1年半以上続く」と想定しているとの報道を背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり米株価が大幅反落となったことから、円を含む主要通貨などを売って流動性の高いドルを確保しようとする「有事のドル買い」が先行し、108円近辺での推移となっている。

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