外為市況=「有事のドル買い」を背景に、110円台後半

2020/03/20 6:00:00

 19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台後半。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は18日、短期資金の運用手段に使われるMMF(マネー・マーケット・ファンド)市場の安定化を目指した緊急制度を10年ぶりに再会すると発表。欧州中央銀行(ECB)も新たに7500億ユーロ(約89兆円)規模の資産購入計画を決めた。各国の中央銀行が巨額の資金供給に踏み切っているにもかかわらず、新型コロナウイルスの世界的な流行を背景とした、景気の先行き不透明感が根強いことを受け、本日も円を含む主要通貨などを売って流動性の高いドルを確保しようとする「有事のドル買い」が先行したことから、110円台後半での推移となっている。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ