東京外為市況=資金確保一段落で、109円台後半

2020/03/23 16:34:59

 週明け23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。  新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、基軸通貨であるドルを手元資金として確保する動きからドル買い・円売りが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は110円台前半で始まった後は、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)、日銀などが市場へのドル資金供給を毎日実施することを打ち出したため、ドルを確保する動きが一服したほか、米長期金利の時間外取引が低下していることを背景にドル売り・円買いが優勢となり、109円台後半での推移となっている。日米欧と中国などの新興国で構成する20カ国・地域(G20)の財務相が日本時間の今夜開く緊急電話会議については、「新興国などの信用収縮を防ぐために潤沢な資金供給をアピールすれば、市場心理の安定に役立つ」との声が聞かれた

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