東京外為市況=108円台後半での取引

2020/03/27 17:07:22

 週末27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半での取引。
 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が追加金融緩和の可能性に言及したことを受けて円買い・ドル売りが先行し、108円台前半まで円高が進む場面があった。午後は円買い・ドル売りの動きが一巡し、円安方向に戻してもみ合った。為替市場では、世界的に新型肺炎の感染が拡大する中、一時は決済用資金としてドルを手当てする動きが強まったが、このところ決済用のドル需要は落ち着き、むしろ年度末を控えた輸出企業のドル売りが目立つという。

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