東京外為市況=107円台半ばでの取引
2020/04/01 16:55:00
1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
新型コロナウイルスの感染拡大への懸念などから米株価が急落し、円買い・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継ぐ中、日経平均株価が一時前日比で1000円超の下落幅を記録したことから投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対してさらに買われ、一時は1ドル=107円台前半まで円高・ドル安が進行。ただ、取引終盤にかけては円の売り過剰感などから利益確定の円売りが入って概ね同107円台半ばでの取引となった。
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米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。また、清算値確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)は、米FOMC声明を発表。政策金利となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25-4.50%とした。大方の予想通りの内容とだったが、同時に発表された米FOMC参加者による金利・経済見通しでは、米FRB政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値が5.1%と、金融引き締めが2023年も継続することを示す内容となり、金利を生まない資産である金が一時売られる場面もあった。 - 17日のNY金は上伸、ECBの年内利上げ観測を背景とした対ユーロでのドル安を受け5月18日 08:5817日のNY金は上伸。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比4.9ドル高の1818.9ドルとなった。
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