東京外為市況=107円台前半での取引

2020/04/02 10:31:13

 2日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半での取引。
 前日の海外市場では、米国で新型コロナウイルス感染による死者が急増し、米景気が深刻な影響を受けるとの懸念が拡大。投資家がリスク回避姿勢を強め、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、円がやや弱含んでいる。市場関係者は「世界的に景気悪化が深刻化するとの懸念から投資家心理の好転は期待できず、引き続き円高圧力がかかりやすい」としている。

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