東京外為市況=終盤にかけて調整的な円売りが先行

2020/04/03 16:40:00

 週末3日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
 原油や米株価の上昇などを背景に円安・ドル高が進んだ前日の海外市場での流れが一服する中、今夜発表される3月米雇用統計を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂ったこともあり、積極的な商いが控えられ1ドル=108円近辺でもみ合っていたが、取引終盤にかけて調整的な円売り・ドル買いが先行し、概ね同108円台前半での取引となった。米雇用統計について、市場からは「3月分には新型コロナウイルスの影響は十分に織り込まれず、内容によってはさほど材料視されないかもしれない」との声も聞かれる。

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