外為市況=円相場は108円台前半、低調な米雇用統計でもドル買い優勢

2020/04/04 6:00:00

 週末3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
 アジア取引時間帯は概ね1ドル=108円付近でもみ合い推移が続いた。その後は、米国の長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが優勢となり、108円台半ばまで円が売られる展開。本日発表された3月の米雇用統計では、非農業部門就業者数が70.1万人減少し、失業率は前月の3.5%から4.4%に悪化した。新型コロナウイルス感染拡大による雇用情勢の悪化が示されたものの、市場関係者の多くが弱い内容を見込んでいたためか、ドル売りの動きは限定的に留まり、取引終盤は108円台前半で推移した。市場では「英国やユーロ圏での景況感も悪化しており、有事のドル買いの動きが強まったようだ」との指摘が聞かれた。

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