東京外為市況=109円台前半での取引

2020/04/06 17:19:02

 週明け6日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半での取引。  先週末の海外市場では、米国の3月雇用統計が予想よりも弱い内容だったものの、世界経済の先行き不安を背景に基軸通貨であるドルを確保しておきたいとの思惑から、円を売ってドルを買う動きが優勢だった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、日経平均株価が上昇したため円は弱含みで取引された。15時頃からは米株式が時間外取引で値を伸ばしていることが好感され、109円台の円安水準で推移。市場筋は「米ニューヨーク州やアジア、スペインなどで、新型コロナウイルスに感染して死亡する人の数が前日比で減少したことが背景にあるようだ」と語った。

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