東京外為市況=108円台半ばでの取引

2020/04/10 16:57:10

 10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ばでの取引。  前日の海外市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が、新型コロナウイルスの悪影響を和らげるために、企業への融資などの資金供給策を発表。ドル需給の逼迫懸念が後退し、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。東京市場は海外の流れを引き継いで始まった後、終始108円台半ば小動きだった。新型コロナのまん延に関して、欧米の一部地域で感染者の増勢が鈍化するとの期待も出ていたが、米ニューヨーク州の1日当たりの死者が3日連続で最多を更新したことなどで、警戒感が依然根強いなかでの取引だった。

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