外為市況=米企業決算への警戒感から円は堅調

2020/04/14 6:00:00

 週明け13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 東京株式市場の下落を眺めて投資家のリスク回避姿勢が強まったアジア市場の流れを引き継ぐ展開。ニューヨーク取引は1ドル=107円台後半で始まった。その後は、米金融大手など米企業の四半期決算を控えて、新型コロナウイルス感染拡大による企業業績の悪化懸念から、米株価が下落したため、円買いの動きが強まり、107円40銭台まで円高・ドル安に振れる展開となった。ただ、取引終盤にはドルを買い戻す動きが散見され、107円60銭〜70銭台でもみ合った。

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