東京外為市況=107円台後半でのもみ合い

2020/04/14 15:24:25

 14日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。  企業業績への懸念から米株価が下落したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は107円台後半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したことから円売り・ドル買いが優勢となる場面も見られたが、米国の長期金利が時間外取引で低下していることを背景に、円売り・ドル買いの動きは限定的となったようだ。また、新型コロナウイルスのまん延阻止に向けた金融機関の在宅勤務の拡大などで活況を欠いていることも影響しているようだ。

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