外為市況=米長期金利低下を受け円買い優勢、一時106円台後半

2020/04/15 6:00:00

 14日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=107円台後半で始まった。その後は、米国の長期金利低下を眺めてドル売り・円買いが優勢の展開。米金融大手JPモルガンなどの決算が低調であったほか、国際通貨基金(IMF)が公表した世界経済見通しで、2020年の成長率がマイナス3%と、1930年代の世界恐慌以来で最悪の景気後退になるとの見方が示され、投資家がリスク回避姿勢を強めたことも円買いを誘った。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が14日から商業手形の購入を開始。ドル資金調達市場のひっ迫が和らいだことも円買い要因となり、一時は1日以来となる106円台後半まで円高・ドル安が進んだ。

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