外為市況=円相場は107円台半ば

2020/04/16 6:00:00

 15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 本日発表された3月の米小売売上高が8.7%減となり、1992年以降で最大の下落幅を記録。ニューヨーク州製造業指数も大幅な下振れとなるなど、弱気な米経済指標を受けて、一時1ドル=106円台後半まで円高・ドル安に振れた。低調な米企業決算を背景に米株価が下落したことも、ドル売り要因となった。米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド局長が15日、新型コロナウイルス感染拡大の影響が限定されている約20州で、トランプ大統領が示したように5月1日に経済活動を再開できる可能性があると述べたことで、ドルを買い戻す動きが見受けられ、107円台半ばでもみ合う格好となった。

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