東京外為市況=107円台後半でのもみ合い

2020/04/16 15:19:51

 16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。  原油価格の低迷や米経済指標が悪化したことを受け、世界経済の先行き不透明感から欧米株価が急落する中、基軸通貨のドルを手元に確保しようとする動きが再燃し、円相場は107円台後半で始まった後、トランプ米大統領が新型コロナウイルスの感染拡大について「全国で見ればピークを越えた」と語ったことから、一時108円台を付ける場面も見られたが、今夜に米週間新規失業保険申請件数などの雇用関連指標や、G7首脳らのテレビ会議などを控えて模様眺め気分が広がり、107円台後半でのもみ合いとなっている。

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