東京外為市況=107円台後半でのもみ合い

2020/04/17 15:20:23

 週末17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。  トランプ米大統領が新型コロナウイルスをめぐり「感染のピークは越えた」と語り、経済活動再開のガイドラインを明らかにしたことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円台後半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したものの、チャート上の節目とされる108円台前半や週末を控えて、いったんドルの買い持ちを手仕舞う動きも見られたことから、107円台後半でのもみ合いとなっている。米製薬会社の臨床試験で、新型コロナウイルス感染患者が急回復したと伝わったことから、ウイルス対策が進展するとの期待感もドル買い・円売りを後押したようだ。

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