外為市況=円相場は売り買い交錯、107円台半ば

2020/04/18 6:00:00

 週末17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 欧米で新型コロナウイルス感染拡大により中断した経済活動再開への動きがみられるほか、ウイルス治療薬の開発をめぐって一部で楽観的な見方が浮上したことを手掛かりに、欧米株価が上昇。これに連れる格好でドル買い・円売りが優勢となり、一時1ドル=108円台前半までドル高・円安に振れた。しかし、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が17日、米経済が年末までに新型コロナ流行に伴う景気停滞から完全な回復を遂げるとは想定しておらず、数年かかる可能性があるとの認識を改めて示したことや、17日に発表された今年第1四半期の中国国内総生産(GDP)や、3月の中国小売売上高が低調な内容となるなど、投資家の警戒感が根強いため、その後は売り買いが交錯。107円台半ばでもみ合う格好となった。

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