外為市況=欧米での経済活動再開の動きを受け、107円台前半

2020/04/28 6:00:00

 週明け27日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 NY原油相場が時間外取引から大幅反落となっていることを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、一時は4月15日以来約1週間半ぶりに107円台を割り込んでいた。ただ、その後は新型コロナウイルスの感染封じ込めのための外出規制などの緩和に向けた動きが進展。感染が最も深刻な米ニューヨーク州では、クオモ知事が業種ごとに段階的に経済活動を再開させる計画を表明したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、円売り・ドル買いが先行したことから、107円台前半での推移となっている。

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