東京外為市況=調整的な円買いが先行

2020/04/30 16:50:00

 30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 新型コロナウイルスの治療薬開発への期待感などから円安・ドル高基調となった前日の海外市場での流れが一服する中、月末要因とみられるポジション調整的な円買い・ドル売りが見受けられる格好。この日発表された4月の中国PMI(購買担当者景況指数)が低調だったことも円買い要因となり、一時は1ドル=106円台前半まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は株高などを眺めて過度な円高は一服し、概ね同106円台半ばでの取引となった。

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