外為市況=円相場は106円台後半でもみ合い

2020/05/05 6:00:00

 週明け4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 新型コロナウイルスの感染源をめぐって、トランプ米政権が中国への非難を繰り返しており、米中対立再燃への懸念からドル売り・円買いが優勢となった前週末の流れを引き継いで、欧州取引は概ね1ドル=106円台後半で推移した。ニューヨーク取引開始後は、ユーロ・ドル相場でドルが堅調に推移したことに連れて、一時107円台前半まで円安が進んだものの、3月の米製造業新規受注が統計開始来最大の落ち込みを記録したことや、米ニューヨーク連銀が公表した報告書で、新型コロナウイルスによる景気の悪化に伴い、連邦準備制度理事会(FRB)が抱えるバランスシートの先行きは「かなり不透明」という認識が示されたことなどを嫌気したドル売りが優勢となり、106円台後半に水準を戻す展開となった。

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