外為市況=円は強含み、106円台半ば

2020/05/06 6:00:00

 5日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台半ば。
 東京市場が大型連休中で決め手材料に欠けるなか、持ち高調整のドル売りが優勢となり、1ドル=106円台半ばまで円が強含む展開。本日発表された4月の米サプライ管理協会(ISM)米非製造業景況指数は41.8と10年半ぶりの低水準を記録したが、市場予想(36.8)は上回ったため、手掛かり材料とはならず、全般に積極的な商いを見送る向きが目立った。世界的な都市封鎖(ロックダウン)緩和への動きを受けて「有事のドル買い」需要が落ち着くなか、市場関係者の関心が週末の米雇用統計に移っていることも、模様眺めムードを誘う格好となったとみられる。
 ユーロは下落。ドイツの憲法裁判所が、欧州中央銀行(ECB)が国債購入の必要性を示さない限り、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は国債購入を停止しなければならないとする判断を示したことを背景にユーロ売りが先行。一時1ユーロ=1.08ドル台前半までユーロ安・ドル高に振れた。

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