外為市況=円相場は106円台前半、米雇用統計を控え動意薄

2020/05/08 6:00:00

 7日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 前日にドイツが都市封鎖の大幅緩和を決めたほか、フランスや英国でも制限緩和の動きが加速していることから、投資家のリスク回避姿勢が後退。本日発表された4月の中国貿易統計が予想より良好な内容となったことも投資家心理を改善させ、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが先行。一時1ドル=106円台半ばまで円安が進んだ。しかしその後は、明日の米雇用統計を前に模様眺めムードが強まるなか、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁が「多くの人が積極的に職探しをできていないことを踏まえると、実体が過小評価される可能性がある」との考えを示したことなどから、やや円買いが優勢となり、取引中盤以降は106円台前半でもみ合う格好となった。

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