東京外為市況=円相場は107円台前半に軟化

2020/05/11 17:00:00

 週明け11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 米雇用統計が予想ほど悪化しなかったため、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、円売りが優勢となった前週末の海外市場の流れを引き継いで、東京市場は1ドル=106円台後半で始まった。東京株式市場の堅調推移を眺めて、107円付近まで円が売られた後は、持ち高調整のドル売りが入りもみ合ったものの、取引終盤に107円台前半まで円が軟化する展開となった。市場では「経済活動再開への期待が高まっており、円が売られやすくなっている」との指摘が聞かれた。

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