外為市況=経済活動再開への期待感が広がる中、107円台前半

2020/05/19 6:00:00

 週明け18日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 バイオ医薬大手の米モデルナは18日、同社が開発を進める新型コロナウイルスワクチンが初期段階の小規模治験で有望な結果を示したと発表したことを受け、経済活動再開への期待感が広がり、欧米株価や原油相場が上昇したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となったものの、引き続き米中対立激化に対する懸念がくすぶっているうえ、19日の米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言などを控えて様子見気分も強く、円相場は107円台前半での推移となっている。

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