外為市況=米中対立への懸念などを背景に、107円台半ば

2020/05/21 6:00:00

 20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 米バイオ企業が開発中のワクチンや、治療薬候補の抗インフルエンザ薬「アビガン」の効果に懐疑的な見方が広がる一方、日銀が22日に開く臨時の金融政策決定会合に対する追加緩和への思惑が広がるなど、強弱材料が交錯した海外市場の地合いを引き継ぎ、ニューヨーク市場は107円台後半で始まった後は、米長期金利が低下したことに加え、世界保健機関(WHO)年次総会を舞台にした米中対立への懸念を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、107円台半ばでの推移となっている。また、4月28〜29日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が明らかとなったものの、外為市場ではあまり材料視されなかったようだ。

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