東京外為市況=107円台後半でのもみ合い

2020/05/28 15:19:02

 28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。  新型コロナウイルスの感染拡大で縮小していた経済活動が再開するとの期待感を背景に米株価が上昇したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は107円台後半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけて上げ幅を拡大したものの、米中対立への懸念がくすぶるほか、今夜の米国内総生産(GDP)改定値や新規失業保険申請件数などの発表を控えて模様眺め気分が強まり、107円台後半でのもみ合いとなっている。

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