外為市況=円相場は107円台後半

2020/05/29 6:00:00

 28日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 中国政府が香港に「国家安全法」を導入する見込みとなり、米中対立激化への懸念から相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。本日発表された1−3月期の米国内総生産(GDP)改定値がマイナス5.0%と、速報値(マイナス4.8%)から下方改定されたこともドル売りを誘う格好となった。ただ、経済活動再開の動きを好感したドル買いに支えられ、概ね107円台後半でもみ合い推移となった。
 ユーロは堅調。前日に報じられた7500億ユーロの復興基金案への期待に加え、低調な米GDPがユーロ買い・ドル売りを誘う展開。テクニカル要因からのユーロ買いも入り、1ユーロ=1.10ドル台後半までユーロ高に振れた。

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