東京外為市況=円相場は107円台半ば

2020/06/01 17:00:00

 週明け1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 新型コロナウイルス感染拡大により停滞していた経済活動再開への期待が、引き続き投資家のリスク回避姿勢を後退させ、相対的に安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが先行。東京市場は一時1ドル=107円台後半まで円安・ドル高に振れた。しかしその後は持ち高調整のドル売りが入り、107円台半ばに水準を戻す展開となった。市場では「米中対立激化への懸念に加え、米国での抗議デモ拡大への警戒感も強まっており、ドルの上値を抑えている」との指摘が聞かれた。

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