東京外為市況=様子見ムード漂う中、円高基調に

2020/06/09 16:00:00

 9日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
 5月米雇用統計を受けて円安・ドル高が進んだ反動で、調整的な円買い・ドル売りが優勢となった前日の海外市場での流れを引き継ぐ中、日経平均株価の軟調推移も円買いを促して一時は1ドル=107円台後半まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は今夜から2日間の日程で始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂ったためか、積極的な商いが控えられて概ね同108円近辺でもみ合い推移となった。

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