東京外為市況=米FOMCを受けた円高の流れを継続

2020/06/11 16:00:00

 11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円近辺。
 10日に終了した米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された声明で、低金利政策が長期化する見通しが示されたことで円高・ドル安が進んだ流れを東京市場でも継続。日経平均株価の急落や米国での新型コロナウイルス感染拡大懸念の再燃も円買いの流れを強め、一時は1ドル=106円台後半まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は円の買い過剰感が高まったためか、過度な円高・ドル安の流れが一服して概ね同107円近辺での取引となった。

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