東京外為市況=株価の戻りを眺めて過度な円高は一服

2020/06/12 16:00:00

 週末12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 米国で新型コロナウイルス感染者が200万人を超え、感染拡大「第2波」への警戒感が再び広がったことなどから米株価が大暴落し、円高・ドル安が進んだ前日の海外市場での流れを継続する中、日経平均株価も急落したことで円はさらに買われ、一時は1ドル=106円台半ばまで円高・ドル安が進行。ただ、その後は日経平均株価が安値から急速に値を戻したためか、過度な円高・ドル安の流れは一服して概ね同107円台前半での取引となった。

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