外為市況=円相場は107円台前半でもみ合い推移

2020/06/16 6:00:00

 週明け15日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 新型コロナウイルス感染者が米国や中国、インドなどで増加傾向となり、感染「第2波」への警戒感の高まりが、相対的に安全な通貨とされる円買い要因となる一方で、本日発表されたニューヨーク州製造業業況指数が、マイナス0.2と前月のマイナス48.5から大幅に改善。市場予想(マイナス29.8)よりも改善を示したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らいだため、ドルを買い戻す動きも見受けられ、売り買いが交錯。ニューヨーク取引時間帯は概ね1ドル=107円台前半でもみ合い推移となった。

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