東京外為市況=日経平均株価の大幅高を受け、107円台半ば

2020/06/16 15:22:30

 16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 世界的に新型コロナウイルスの新規感染者数が再び増加しつつあることから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は107円台前半で始まった後は、トランプ米大統領が1兆ドル近いインフラ投資案を用意しているとの一部報道を好感し、日経平均株価が引けにかけて大幅高となったことから、ドル買い・円売りが優勢となり、107円台半ばでの推移となっている。また、日銀金融政策決定会合の現状維持は織り込み済みとなっていたことから、反応は限定的となった。

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