東京外為市況=株価伸び悩みで、106円台後半

2020/06/19 15:20:08

 週末19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 米国の一部地域や中国の北京での、新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念などを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円前後で始まった後は、日経平均株価が堅調に始まったものの、引けにかけて伸び悩んだほか、週末を控えた持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となり、106円台後半での推移となっている。市場では、コロナ禍を受けた米連邦準備制度理事会(FRB)による大量の資金供給で、ドルの先安観が根強いという。

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