外為市況=円相場は106円台後半

2020/06/20 6:00:00

 週末19日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 新規の手掛かり材料に乏しい中、アジア・欧州市場は概ね1ドル=106円台後半で推移した。ニューヨーク取引開始後は、NYダウ平均が大幅高で始まったことで、107円台までドル高・円安に振れる場面がみられたが、その後、ダウ平均が下落に転じると円相場も106円台後半に水準を戻した。米アップルが米国内の一部店舗を再閉鎖すると発表するなど、米国では新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒が強まっており、投資家のリスク回避の動きも円買い要因となったとみられる。
 ユーロは軟調。欧州連合(EU)は19日、テレビ会議形式で首脳会議を開き、欧州委員会が提案した7500億ユーロ(約90兆円)の景気刺激策について協議した。しかし、加盟国の思惑に隔たりがあり、結論は7月中旬のEU首脳会議に持ち越しとなった。これを嫌気したユーロ売りが先行し、1ユーロ=1.11ドル台後半で推移した。

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