外為市況=欧米株高などを背景に、107円台後半

2020/06/30 6:00:00

 週明け29日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
 米ジョンズ・ホプキンス大の集計で、世界の新型コロナウイルスの感染者数の累計が1000万人に達したことが伝わったことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行し、東京市場では107円台前半での推移となったものの、その後のニューヨーク市場では、本日発表された5月の中古住宅販売仮契約指数が統計を開始した2001年以来の大幅な伸びを記録したことに加え、欧米株価が堅調に推移していることから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、107円台後半での推移となっている。

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