外為市況=米雇用統計を受け、一時107円台後半

2020/07/03 6:00:00

 2日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。
 本日発表された6月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回り、失業率も予想を超える改善となるなど、新型コロナウイルスの感染拡大で停滞していた経済活動を再開する動きを背景に、雇用の回復が確認されたことからドル買い・円売りが先行し、一時は107円台後半を付ける場面も見られたが、米国では新型コロナの感染再拡大で、経済活動再開を中断する州も出始めており、今後の雇用改善が鈍化するとの見方があるほか、同時に発表された週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことから、107円台半ばに巻き戻される展開となっている。

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