外為市況=円相場は強含み、107円台前半

2020/07/07 6:00:00

 週明け6日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 欧米の主要株式市場が堅調に推移し、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが先行。本日発表された5月のユーロ圏小売売上高や、6月の米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数が上振れとなったことも、投資家心理を改善させた。ただ、新型コロナウイルス感染拡大「第2波」への警戒感が強まるなか、世界保健機関(WHO)が6日、新型コロナウイルスの空気感染の可能性を巡る米紙ニューヨーク・タイムズの報道を精査していると明らかにしたことで、取引中盤以降はやや円買いの動きが優勢となり、1ドル=107円台前半で推移した。

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