外為市況=円は強含み、107円台前半

2020/07/09 6:00:00

 8日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 主要な米経済指標の発表がなく決め手材料不足となるなか、米国の南部や西部で新型コロナウイルス感染拡大が続いているため、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=107円台半ばで始まったあとは、ジリジリと円が強含む格好で、取引中盤以降は107円台前半まで円高・ドル安に振れた。ただ、国際決済通貨であるドルを確保する動きも見受けられ、ドルの下値は支えられた。

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