東京外為市況=株安を背景に106円台後半

2020/07/10 15:25:20

 週末10日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。  米金融大手ウェルズ・ファーゴが、今年の下半期に数千人規模の人員削減を計画していると一部で報道されたため、米株価が下落したことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円台前半で始まった後は、小幅高で始まった日経平均株価が軟調となり、引けにかけて下げ幅を拡大したことから円買い・ドル売りが優勢となり、106円台後半での推移となっている。

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