外為市況=円相場は106円台後半

2020/07/11 6:00:00

 週末10日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 米国で9日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高を記録。アジア地域でも感染再拡大への懸念が強まっており、再開された経済活動の抑制が余儀なくされるとの警戒感を背景に、投資家がリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが先行する展開。ニューヨーク取引は1ドル=106円台後半で始まった。ただ、積極的に円を買い進む動きは見受けられず、その後も同水準でもみ合い推移となった。本日発表された6月の米卸売物価指数・同コア指数はともに市場予想を下回ったものの、市場の反応は限られた。

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