外為市況=新型コロナへの過度な警戒感が和らぎ、円は軟化

2020/07/14 6:00:00

 週明け13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半。
 世界の新型コロナウイルス感染者が13日に1300万人を突破するなど、新型コロナ感染拡大への懸念が一段と強まったことから投資家の間にリスク回避ムードが広がり、相対的に安全な通貨とされる円がドルなどに対して買われ、一時は1ドル=106円台後半まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業バイオンテックが、共同開発中の新型コロナワクチン候補2種類が米食品医薬品局(FDA)から優先審査の指定を受けたと発表し、コロナワクチンの早期実用化への期待が広がったほか、米バイオ医薬企業ギリアド・サイエンシズの新型コロナ治療薬が有効だとの分析結果が伝わったこともあり、投資家のリスク回避姿勢が和らいで一転して円売り・ドル買いの流れとなり、概ね同107円台前半で推移した。

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